4-3-1-2 システムについて (サッカー)
どうもこんにちは!タッツミーです。
今回は久しぶりにサッカーについて書くことにしました。
今回の題にある4-3-1-2システムはイングランドプレミアリーグに所属している
トッテナムホットスパー(以下スパーズ)の今季(19/20シーズン)基本フォーメーション
になります(まあ、まだ試行錯誤している段階ですが監督はこのフォーメーションで結果を出したい模様。。)
画像にもあるように、エリクセン抜きで戦えるチームを作りたいんでしょうね。
スパーズの監督であるポチェッティーノ(以下ポチェ)体制は長期政権になりつつありますが、昨シーズンの補強無しでのリーグ戦4位フィニッシュ&CL決勝進出という結果はここ数年で1番素晴らしいものだったと思います。
昨シーズンまで、ポチェ政権でのスパーズの基本フォーメーションは4-2-3-1or3-4-2-1でした(もちろん4-3-1-2もあり)
(受験で観れてないシーズンもあるので詳しくわかっていない部分もありますが、御容赦ください。。。。)
個人的に1番好きなシーズンである15/16シーズンでスパーズが使用していたのは4-2-3-1なのですが、3位フィニッシュ&得失点差「+34」(リーグトップ)という素晴らしい攻守のバランスでシーズン途中には14試合無敗というプレミアでのクラブレコードを記録しました。
なので、個人的にはこの4-2-3-1システムがスパーズの最も安定する&強いフォーメーションだと思ってます。
ここからは、本題にあるように4-3-1-2システムについて書いていきたいと思います!
昔のフォーメーションと呼ばれるほどこのシステムは最近あまり使われていません。
Jリーグではフィッガデンティ監督がFC東京やサガン鳥栖で使っていましたね。
このシステムの大きな特徴は、
オフェンス時、前目のポジションに2トップとトップ下が残っているため速攻がしやすいという点です。
ピッチのサイドではなく中央付近に3人のアタッカーが残っているため、相手ゴールまで最も短い距離で速攻をすることが可能です。2トップなので片方のFWがサイドに開く事もできます。
ディフェンス時は、3ボランチで守る事が可能なので、4人のDF陣の前にいる3人がPA前のスペースを消して強固な守備ブロックを作る事ができる点が特徴です。
ですが、このシステムには次のようなデメリットがあります。
このシステムではハーフMFがいないため、中盤の3人のうち左右のインサイドハーフが積極的にサイドにスライドする必要があります。
攻撃では両サイドバックと連携してサイドを上がらないといけませんし、相手のサイド攻撃に対してはファーストディフェンダーとして相手にプレスをかけないといけません。
そのため、インサイドハーフにはかなりの負担がかかります。
最近、ラグビーではアンストラクチャー(混沌的な)という言葉が流行していますが、このシステムではカウンターで攻めている時にボールを奪われてカウンター返しをされると守備陣はアンストラクチャー状態で、攻撃参加しているボランチやサイドバックのところが穴となり、サイド(というよりかは、3ボランチの脇のスペース)で簡単に不利な状況が作られてしまいます。。。
守備が整っていたとしても、ロングボールでサイドチェンジを多用されてボランチのスライドでの対応が間に合わなくなると不利な状況が作られてしまいます。
そのため、この4-3-1-2システムではインサイドハーフが最も重要なポジションだと思います。
今シーズンは本格的に4-3-1-2をメインにポチェはするのかもしれないですが、超カウンター重視のフォーメーションのため、ベタ引きしてくる格下の相手にはまだまだ練度が足りず苦労しそうですね。。。
今日は久しぶりにサッカーの事について書いたのですが、戦術について書くのはやっぱり大変です。。。。。
それでは、また!